日日平安
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環境ゴロ その2
 結局、宝塚記念で稼いだ5万円余は、法人住民税なんかに当てずそのまま株式投資へ。住民税は相変わらず滞納とした。やっぱりバクチで得た金はバクチで使うしかない。

 そういえば、昨日の朝の文化放送でエコについての特集があり、「2020年の車社会はこうなる!」というテーマで怪しいエコロジストの女性が話していた。
 いろいろとエコカーの説明をしたあと、彼女は偉そうに「普段は電車や自転車に乗って、本当にクルマを楽しみたいときだけ好きなクルマに乗る」のがエコの大事なところだと語る。
 そこでアナウンサーが「あなたはどんなクルマに乗っているんですか?」と突っ込むと、30年前のイタリア車だという。燃費も排気ガスもエコどころではない。だが彼女は、そこがいかにも重要なように、普段はエコを志して、ゼイタクするときはエコなんて構わずに好きなことをするという。
 で、さらにアナウンサーが「他にクルマは持ってますか?」と訊くと、「オープンカーが1台、ワーゲンが1台」。思わず爆笑した。

 たぶんあのあとリスナーからの非難のメールで炎上しただろうが、これが普通のエコロジストの正体である。社会問題を「スタイル」にするのは醜い。それに自分だけ酔っているのも醜い。中途半端はすべて醜い。

 また、日曜日の爆笑問題のラジオで、グルメだ食通だスローフードだの気取っていても世の中は貧困で自殺や犯罪が多発している。そのことについて太田光が黒澤明の「どですかでん」を取り上げて、

 映画の中で、子供たちがサバを茹でて食べようとしていたところに、貧乏なのに食通を気取った父親が出てきて、「サバは生で食べるのが一番なんだ」といってそのまま食べさせる。するとみんな食中毒を起こして子供たちは死んでしまう、というエピソードがある。いまはこの映画の時代とまったく変わっていない。そんな話が詰め込まれているこの映画をいましっかり見るべきだ。

 といったことを話していた。ちょうど「どですかでん」を見たところだったので驚いたが、まったくその通りで、この話と、上のエコの話は非常に似た線上にある。

 人生楽しむのが大事で、お金をたくさん持っているのなら勝手に自由に楽しめばいい。わざわざエコだなんだとシバリを作って「自分は社会の問題にも大きな関心がある」なんて表現する必要はない。楽しんで享楽して快楽を得て堕落してほしい。「すでに持っている」立場の人間が、社会問題など考える必要はないのである。

 逆に何も持っていない人間は、楽しんで享楽して快楽を得て堕落することができない。想像の上では可能だが、実際お金がなければなんにもできない。だから、グルメだなんだと「想像」する。でも実際に目の前に広がるのは絶望的でとても抜け出すことができない貧困だ。なので我々はその貧困から目をそむけて想像を楽しむしかない。で、気がつけばサバに当たって死ぬのである。

 僕はただ死ぬのはいやなので、税金や借金を大量に滞納しても、バクチを打ち続けるしかないのである。
コメント
この記事へのコメント
エコバッグ
 環境のため、スーパーのビニール袋を使わないと言う発想は良しとしても、新しいトートバッグを買うのって何?、って思いますな。

 というか、エコって、「いまあるもので我慢する」ということですよね(笑)。いまある車3台という身の丈で何とか満足すると「エコロジー」か。

 資本主義が高度に発展した社会はなんでも商売になるのが凄いな、と実感しています。
2008/07/02(水) 20:03:17 | URL | TACO #mQop/nM.[ 編集]
TACOさん
コメントどうも。
エコバック、マイ箸など、世の中噴飯ものだらけですね。

ちなみに上記エコロジストのブログサイトです。個人攻撃するつもりはありませんが、噴飯ものもここまでという感じです。

http://minkara.carview.co.jp/userid/388160/blog/
2008/07/03(木) 10:26:39 | URL | 管理人 #-[ 編集]
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