絵日記 日日平安 40年以上と24年ぶり
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40年以上と24年ぶり

 ようやく年始が落ち着いたので、2週連続で映画館へ。総合商業施設などはめったに行かないので、なんだか「地上に降りてきた気分(笑)」。映画三昧を楽しんだ。

「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」
 以下、見ていない人も多いだろうから「ネタバレ」は書きません(笑)。

 最初の封切りが1978年(日本公開)で小学校6年。あの衝撃は確かに忘れられないもので、それから40年以上経って夢にまでみた「エピソード9」、完結編までみることができたことに、まずは感謝。

 ディズニーになってからの評判も賛否両論だが、「エピソード8」のちょっとした散漫さを吹き飛ばすような作品、快作であることは間違いない。素晴らしい完結編であるとともに、なんだか「世界の終わり」を予兆させる雰囲気もあり、黄泉の国もありで、「死」の匂いが最も強い作品(エピソード7、8、9シリーズ)ともなった。

 そこに横たわっている「父性」(あまり母性は感じさせない)と「血の継承」という永遠性こそが、完結にふさわしい物語となった。

「ラストレター」
 岩井俊二の名作「ラブレター」の「エピソード2」というべきか(笑)。

 「初恋」を抱え続ける小説家、「マドンナ」であった姉の死を受け止める妹。ちょっとネタバレではあるが、24年の時間なんてあっという間なのはいまの僕の年齢だからわかることで、だからこそその記憶はいまだに苦しく狂おしい、といったリアルな作品。こちらも必見であり、24年前の「中山美穂より酒井美紀」のタイプが好きだった人には広瀬すずの今作がいいと思う。(管理人)
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[ 2020/01/20 16:32 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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