絵日記 日日平安 スージー鈴木を読む
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スージー鈴木を読む

 マキタスポーツとスージー鈴木の「ザ・カセットテープ・ミュージック」にハマっていることは以前も書いた(→http://ci5.blog20.fc2.com/blog-entry-2100.html)が、さらに立て続けにスージー鈴木の本を読んだ。

『80年代音楽解体新書』
『1979年の歌謡曲』
『1984年の歌謡曲』
『イントロの法則80's 沢田研二から大滝詠一まで』

 4冊を一気に読了。これがまたすごい。79年や84年をピンポイントに「音楽(ポップス)の時代の変わり目」を指摘するのに、ある種のコード進行の発明や編曲の凄さをきわめてマニアックに具体的に指摘する。音楽の好き嫌いは「好み」に依ることが多くなかなか「評論」は難しいのだが、これらの本の記述は非常に理論的であり客観的。どれもが首肯する文脈で書かれている。

 これらに掲載されている数々のミュージシャン、作詞、作曲家の名前を挙げればキリがないので一人だけ名前を挙げたいのが編曲家の大村雅朗(残念ながら故人)で、この人の名前がところどころに挙がっているところが、まさにこれらの本の深さ、凄さである。

 もう一つ興味深いエピソードを挙げておくと、松田聖子はデビュー曲から「夏の扉」までで喉をつぶし、あのでかくて太い声量が出なくなった。そこで「白いパラソル」から作詞を手掛けた松本隆が「ウィスパーボイス」の路線をつくったという話。どちらも財津和夫の曲だが、たしかに声の出し方は別人のようだ。

 ということで、「ザ・カセットテープ・ミュージック」とともにオススメ!(管理人)

20191108
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[ 2019/11/08 09:53 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)
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