絵日記 日日平安 20年以上未読の本を読む vol.7「ホッグ連続殺人」
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20年以上未読の本を読む vol.7「ホッグ連続殺人」

 ウィリアム・L. デアンドリア『ホッグ連続殺人』を今朝読了。

 とあっさり書いてしまったが、『毒入りチョコレート事件』(→ http://ci5.blog20.fc2.com/blog-entry-1900.html)と同じく、読書一郎さんに20年以上前から借りっぱなしになっていた文庫本。次は『苦い林檎酒』と書いたが、『苦い林檎酒』が見つからなかったのでこれにした。
 ミステリーは全然読まないので非常に時間がかかったが、これがなかなか「正統なミステリー」で非常に愉しめた。こういうトリックに夢中になっていたころに戻りたいなぁ、と思わせる作品。読み返せば非常に丁寧な描写で伏線を張っていて、そこにちゃんと「生きた人間」がいるところに納得。
 とはいえ、20年以上放置の本。あとどれくらいあるだろうか。

『「日本」論 東西の“革命児”から考える』佐藤優
『国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義』佐藤優
『新・学問のすすめ 脳を鍛える神学1000本ノック』佐藤優


 比べてこちらはあっという間に読了。どれも非常に重要な本。
 『「日本」論 東西の“革命児”から考える』は、日蓮とルター、東西の宗教改革の重要人物の『立正安国論』と『キリスト者の自由』を解説。信仰が現実と結びつくようなアクチュアルな宗教を語ることにより、弱体化した日本人、国家を強靭化していくには、という課題に取り組んでいる。

 『国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義』は、スマホ世代を中心にどんどん喪われていく日本人の読解力、国語力、表現力に危機感を覚えている著者が名門中学校で行った講義を収録。読みごたえもあるが、内容もなかなか難解。でもおもしろい。

 『新・学問のすすめ 脳を鍛える神学1000本ノック』は、「なぜ現代日本でキリスト教神学を学ぶのか」という「得をしない学問」に取り組むことの重要性、強さについて語り、まさに1000本ノック、神学の難しいところを次々と解説。

 佐藤優の本はたくさんあり続々と出版されるのだが、体系的に書かれているわけではないので「乱読」に限る。どれも哲学や神学にかかわっているので難解といえば難解だが、様々な切り口の本のどれも「一つの立場」から書かれているのでわかりやすいともいえる。乱読してざっくり理解して類書(というか引用元の本)も読んで理解する。だから、『資本論』やヘーゲル、カント、ハイデガー関連の本を読んだ経験は非常に役に立つ。

 というわけで、今週末からようやく夏休み。ずっと休んでるじゃねぇか!という声も聞こえそうだが、ブログはまた旅先から送ることとする。(管理人)

20180828b 20180828a
中山で配っていた勝負服手拭いと扇子。手拭いはキャロット(だと思う)だが、持ち馬・アインザッツの引退で、いよいよキャロットに期待馬がいなくなってきた……。
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[ 2018/08/28 14:45 ] | TB(0) | CM(2)
ホッグ連続殺人
貸してたんだ!返さなくていいですからね(笑)

『ホッグ』は巻頭1行目も伏線、第1章の最後の1文も伏線です。
僕は読み直してビックリしました。
昔読んだ本のことはよく覚えてるんですが・・
[ 2018/08/29 08:52 ] [ 編集 ]
そーなんです。僕が持ってたのです(笑)。

「連続殺人」の裏をかいてるというか、伏線もすごいし、良いミステリーですよね。
でもなんせ、一気読みとかできない(興味が続かない)ので時間がかかって読んでいるうちに伏線を忘れてしまうんですよねぇ……。

ともかく20年以上越しにありがとうございました。
[ 2018/08/29 09:03 ] [ 編集 ]
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