絵日記 日日平安 「本当に役に立つ」仕事ができない人たち
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「本当に役に立つ」仕事ができない人たち

 朝、ラジオを聴いていたらパーソナリティの怒りの声。

「個人番号カードなしで電子納税へ 来年1月から、自宅で申告」


 こんな見出しのニュースへのコメントで、まあ確かに血税を何十億も使ったシステムがまったく役立たず、さらにシステム変更に何十億も使う構造はどうしようもない。

 制度(今回はマイナンバー)をつくった人はその時点で評価されるが、その制度が有効かどうかはまったく評価には関係ない。「本当に役に立つ」「価値がある」ことは公務員、官僚にはまったく無関係なのである。

 僕自身、この2年半、自分のマイナンバーを知らない。カードを受け取ってないし、確定申告にもまったく困っていない。昔、眉村卓の小説かエッセイかで「国民総背番号制の恐怖」みたいな文章があって、「それは恐ろしいな」と子供心に思っていたが、それは3年前にあっという間に実現されたわりに、あっという間に無意味な制度に成り果てた。

 オリンピックも同じだ。首相、官僚主導であっという間に詐術のように決まってしまったが、たぶんボロクソに失敗する。金満政治家や役人が決めたことは結局すべてが間違いであり、民衆や歴史がそれを少しずつ正していくものなのである。
 「本当に役に立つ」「価値がある」ことにまったく無縁なのが税金を扱う人たちなのであり、その現場の中心に自分が座っていたりする(爆)。

 で、眉村卓で思い出したが、同時期のエッセイに「未来は情報が膨大になり、人間ではさばききれなくなり……」なんて「情報過多社会」を未来予想していた。当時の「小さな、狭い世界しか知らなかった」子供の自分は、「情報が処理できないくらい膨大なことってあるのだろうか」と疑問に思っていたが、インターネットにより、もともと膨大だった情報が世の中に流れ出し、膨大な情報はまた、人間の脳の不思議な膨張力によって加速度的に増え、正しい情報と根拠のない情報が混ざり合いどちらがどちらかわからなくなり……という世界になりつつある。SF作家の想像力は科学に先行するといはよくいわれるが、70年代の作家の心配や懸念がそのままいまの社会に反映・反射しているのは事実である。

 結局、「情報をさばききれない社会」も「国民総背番号制」も本質は70年代のみんなの「心配」と同じものであり、だんだんバカになっている現代の人たちが無防備に受け入れてしまったり、結局、本質的には受け入れられないからダメになったりおかしくなったり、の繰り返しが今朝のニュースだったというわけなのである。(管理人)
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[ 2018/08/09 15:23 ] 日記 | TB(0) | CM(0)
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