この間、関西に嫁いだ姉が帰省していて、甥とかの話をしていて、「何考えとるん」とか姉に言ってたら。。。。
姉は「そんなん、しょーがないやん。この子らは生まれてからずーっと不景気やねん。将来に夢も持てへんし、車かていらへんわ」と言ってたが、僕は心の中で、「ちょっと待ちや。この子らは中学生頃からスマホ持って、カメラも音楽も情報も友達との会話もこれひとつで賄えるやん。ほかに何がいるん。土台、何で子供に不景気わかるん。減らしとるんは亭主の小遣いだけちゃうん。」と思いました。
まあ、ウチの子供もそんなもんだし、ツレはいても友達はいそうにないから、ヒジョーに微妙ですが。。。。。
で、今日、DVDを借りてみたのが次の2本。別に地球はゆっくり回らなくてもいいですが。。。。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅲ 暁の蜂起」。これはシャアがジオンの士官学校時代に、ガルマ・ザビをそそのかして連邦軍を奇襲する、というものだが、TV版の1ストガンダム時代に語られなかった、「キャスバル・レム・ダイクン」がいかにして「シャア・アズナブル」に入れ替わった経緯が描かれている。
ここで、疑問に思ったのが、「シャアは友達を必要としていたのか」(笑)。優秀な部下を評価することはあっても、戦友らしき存在はいないし、これだけ利用してきたガルマだって、後半容赦なく切り捨てる。恋人らしきララァにしても「あれは私の母親になるべき人だった」と意味の分からない存在。最終回ライバルのアムロなんか「僕にはまだ帰るべきところがある」と戦友のところへ帰る始末。シャアは実は孤独だったのか、と意味の分からんことを考えていた。次はⅣをみたいな。
「この世界の片隅で」。「武田鉄矢の三枚おろし」で激賞されていたが、やっと見る勇気が出た。もっとおどろおどろしい、かと思っていたが、日本がアジアの中の中小企業で、細々と働き続けていた時代の、ささやかな夢(キャラメルが10銭で買えるような)が淡々と語られているもの。僕もかなりお勧め。圧巻なのが、人に誇れる趣味の絵を描き続けてきた右腕をうしなったすずが、その代償に未来への希望を結果的に得たこと。きっと一人でも生きていくことがつらかった時代に、失った家族を探し求めた人が多くいて、疑似的な家族→失った家族の再生→みんなが笑っている世界に進んでいくのだろう。そういう確信のもてる映画だ。(ゲンゴロウ)

新しくオープンしたコーヒー屋:久しぶりにアンジーとだべり。貴重な情報をいただいたが、何しろ足が崩壊してるので、長時間は無理。それでも景教、ハープの話は暇なときに書きたいな。
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