以前、3.11直後に
「世の中節電ヒステリーである」と会社の媒体に書いたら会社の体制側の人からメチャクチャ嫌われたが(笑・いまもまったく変わらない)、世の中、
「根拠のないことに飛びつく」ようになったのは「平成」の特徴かもしれない。
先般書いた
『平成史』という本を読むとそれが歴史的にわかる。
小泉劇場、田中真紀子、橋下徹、トランプ……と、歴史や過程、根拠がないことでもヒステリックに騒げば民衆が騒ぐ。誰もヘーゲルやマルクスやハイデガーなんか読まない
「無教養人間」だから、反論すらできない。
ヤクザもいなくなった。
「半グレ」(半分愚連隊)というらしいが、裏社会のいろいろな義理とか筋とかしがらみとかを取り仕切っていたヤクザがいなくなり、「根拠のある前提」がなくなって、チンピラ、愚連隊が世の中を取り乱す。市川海老蔵の暴力事件なんかが象徴的だ。
「根拠のない」代表が環境問題だったりする。
「節電ヒステリー」も
「ごみの分別ヒステリー」もみんな雰囲気だけでいいことをしている気になっているが、どちらもなんの根拠がない、というか、ある一部の利権者のつくった「ルール」によって普通の生活をメチャクチャ管理しようとして、だんだん世の中生きにくくなる。
つまりは「平成」とかいま現在は結局
「チンピラ」と「ヒステリー」社会なのであり、
骨のある「ヤクザ」とか根拠のある「怒り」というのはもうどうしようもなく、無力な時代なのである。(管理人)

最近、茅ケ崎に引っ越したという後輩社員に10年前にやってたサーフィンの道具一式をあげたら
「湘南ビール」6本セットをお土産にくれた。4種類もあるというのが驚きでどれも旨い。
サーフィンをはじめたころは本気で湘南に住みたかった。そういう「夢」もいつのまにか潰えてしまった。
湘南に住んでたらこれほどヤサグレていないのかもしれないな(笑)。
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