絵日記 日日平安 「凄味」と「狂気」と「人情」
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「凄味」と「狂気」と「人情」

 先週、今週号の「ギャロップ」誌に、「社台グループ」の吉田照哉、勝己氏と「ノースヒルズ」の前田幸治氏の会談が掲載された。

 まず何がすごいかって、前田幸治氏の「私が(ダービーのキズナを)1番人気にしたんです」発言。武豊騎手の「1番人気に乗ってレースをしたい」、佐々木晶三調教師の「1番人気になると勝率が高くなる」の言葉で「1番人気にしました」。
 つまりは、キズナの単勝馬券を一人で多額買い占めたということ。いったいいくら買ったのかは雑誌「最強の法則」あたりで試算してくれるだろうが、ダービートータル売り上げが240億、単勝のオッズを動かすには1億は下るまい。それが2.9倍なら……。

 とまあ、前田氏の「凄味」がよくわかるのだが、それ以上に大事なのは、「社台」の王様たちに言ったことば(少し引用)。

前田 外国といえば、実は私、お二人にお願いがあるんです。少し外国人騎手を使うことを控えていただきたいのです。相撲界を見ていて、つくづく感じます。外国人力士が多くなりすぎて人気がなくなったように、外国人騎手ばかりが勝つと相撲と同じようになりかねません。


 これに対する両吉田氏の返答は本誌を読んでいただきたいが、ここでやはり強く感じたのは「新自由主義」。強ければ、勝てばなんでもいい、手段や哲学は問わず、それで「国内の競馬文化」がすれっからし、空っぽになってもそれはそれで仕方がない。だって弱いから……。

 と書いてる僕自身、別に社台をどうこう批判するほどの意見はない(実際、社台系の馬の一口をやっているし、でも非社台系の一口だって持っている)。ただ、前田氏の「人をみる目」「人を好きでいる視線」がどうしても魅力的である、といいたいだけである。その「凄味」「狂気」もあわせて……。

 そしてそれがキズナにあってオルフェーヴルにない大きな(判官贔屓でもあるが)魅力なのである。(管理人)
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[ 2013/10/28 21:59 ] 競馬 | TB(0) | CM(0)
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