絵日記 日日平安 2019年01月
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年末年始の本、映画2019 vol.3

「フィラデルフィア」(映画・1993)
 年末年始ではなく先週みたのだが、「エイズ差別」「同性愛差別」に時代性を感じたので記しておく。

 エイズのため会社を解雇になった弁護士にトム・ハンクス、会社を訴える弁護士にデンゼル・ワシントン。1993年の映画で、25年後のいまは「LGBT」という概念ができるまでになったが、そのころはまさに「ホモ」「オカマ」の病気(ホモとオカマは厳密には別物だが)。感染経路も誤解されまくりで、図書館で文献を調べるトム・ハンクスから回りの人が逃げていくシーンもそうだが、最初は「ホモ」を拒否、差別しているデンゼル・ワシントンが印象的。歴史的に「黒人差別」も冷めやらぬ間というか、続いていると思うのだが、やり手の弁護士で「勝ち組」である黒人弁護士がすでに「差別する側」に立ってしまう皮肉さがよく人間の現実をみている。

 だがそこは時代の変化を敏感に察知できるクレバーさというか、最初に味方になるのも黒人弁護士で、時代の先をいく。さらに「エイズ患者に味方する弁護士」ということで単純に同性愛者と思われ「差別される側」に立つ姿も描かれる。

 という映画で、1993年でこうだったのだから、フレディ・マーキュリー(1991年没)の時代のバッシングは本当にすごかったのだろう。それは、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも描かれており、80年代のマスコミは空恐ろしかった。

 で、今回はついでに、「大学生に勧める本」の中で勧め忘れていた(思い浮かばなかった)本も紹介しておこう。

『フレディ・マーキュリーと私』ジム・ハットン
 映画「ボヘミアン・ラプソディ」の最後に映るフレディとの(猫を抱いている)ツーショットの人、フレディの最後の恋人、ジム・ハットンが書いたフレディとの日々。1994年に発行されており、発売当日に一気読みした。名著中の名著。

 当時所属した会社の同期にHくんというギター弾きがいて、フレディの死後、僕のアパートでクイーンのライブビデオをみながらブライアンのギターを弾いてくれたのだが、彼にこの本を貸したら先に奥さんが一晩で読んだ、明け方目を覚ましたらまだ読んでた、と翌日教えてくれたのが印象的だった。そういう本。

 同性愛者と80年代の社会(マスコミ等)のこともよくわかる。映画がヒットしているいまだからこそ必読である。(管理人)

20190131
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[ 2019/01/31 11:09 ] 日記 | TB(0) | CM(6)
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