絵日記 日日平安 2017年11月
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『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』清水 潔

 慶應大学の集団レイプの犯人6名が不起訴になったらしい。理由も明らかにされず。

 そしてこの事件はまた『Black Box』の伊藤詩織さんの事件(犯人であるTBS権力者の不逮捕)、さらにこの本にある「犯人だと明らかにわかっている少女連続殺人者」の不逮捕にもつながる。

 それは結局、警察権力の腐敗といってしまえばそれまでだが、彼らにはどうしても守らなければならない「権力」の旨味があり、その「面子」のためなら何でもする。そして彼らの犠牲になるのは常に女性であり、幼女であり、さらに「メンツ」のために冤罪をかけられた弱者たちなのである。

 そんな「悪」がひたすら隠しているものを暴いていく、ジャーナリストとしては「当たり前のこと」を当たり前のようにやった筆者の行動は全然当たり前ではなくなっている。そんな時代に出現した快著がこの本である。

 筆者は他にも「桶川ストーカー事件」の犯人を警察よりも先に捜し出すという「快挙」を成し遂げている。というか、「調査報道」の基本は警察の捜査すら上回ってしまうということの見本なのだと思う。

 しかし、筆者も再三書いているが、本当に「殺人者はたったいまそこに」野放しになっていてパチンコをやっているのに、汚れた面子だけのために逮捕をしない、その日常がそこにある恐ろしさにはおののくしかない。

 権力の事情による不起訴、不逮捕が続くいまだからこそ、改めて読むべき本。(管理人) 
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[ 2017/11/30 12:08 ] | TB(0) | CM(1)
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