絵日記 日日平安 2016年12月
FC2ブログ
2016 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 01
月別アーカイブ  [ 2016年12月 ] 

ここからの8年

 「警察の第2の陰謀にハメられそうになった」ASKAが、「お茶のすり替え」という絶妙な手を使って陰謀を逃れた話を年末に書こうと思っていたが、いろいろ忙しくて書けなかった。

 昨日直接会ったゲンゴロウさんがまったく同じ「読み」をしていたのにちょっと驚いたので改めて書くが、ASKAがお茶を提出していたのはたしかに「尿を出してしまったら終わり」だからで、尿を出した瞬間、警察は必ず「陽性」にして逮捕する。「嫌疑不十分」で釈放されたのは「お茶」を出したから、つまり「陽性」の前提である「尿」ですらなかったからなのである。

 今回は痛快なことになったが、警察は面目をかけてまたASAKAに仕掛けてきて再逮捕するだろう、というのがゲンゴロウさんの読みであり、それは残念ながら正しい。
 ともかく、今後もASKAのブログからは目が離せない。

 で、話は変わるが、今年最後にやはり、2月に亡くなった村田和人さんの話。

 ヒット曲と音楽性はまったく関係がなく、「一本の音楽」一曲しか「ヒット曲」がなくてもこの人の曲は天才的だった。
 特にここ数年、1995年から13年ぶりのオリジナルアルバムをリリースした2008年(54歳くらい)からの活動が凄かった。オリジナルアルバム5枚、ベスト版1枚、提供曲のカバーアルバム1枚。特にオリジナルアルバムのクオリティはあまりに高かった。

 そしてライブ。自らの病気で入退院を繰り返していたこともあってか、「行けるところはどこへでも」「呼んでくれるところはどこへでも」行って、どんな小さなライブハウスでも、時には喫茶店みたいなところでも、バンドが行けないなら一人でギター1本、コーラスマシン一つで足を運んでライブをやった。ここ数年でいえば、1か月に20本以上というのがザラだった。

 そしてその声。亡くなった2月23日の直前や2015年末のライブ動画が検索すればみることができるが、その声はどこまでも力強く、本人も、「若い頃から歌い続けているが、どんどん声が出るようになる。いまがピーク、ベスト」と語っているくらい素晴らしい。その年が62歳だ。
 最後の入院生活でも新しいアルバムの作曲をしつづけ、突然の死でその完成は仲間のミュージシャンに託された。

 「ヒット曲」とは時流に流されるもので、「才能」とヒットを生む「技術」は別物だ。13年間の空白のあいだ音楽学校の講師を(6年間)やっていたこともあったのだが、自らの病気と友人の死を契機に講師を辞め、音楽活動に復活したという。

 それからはたった8年だったけど、本当に中身の濃い充実した8年だったのだと思う。ヒット曲という概念もなく(シングルをリリースしないのだから)、ひたすらアルバムづくりとライブを続けながら、ドラマーの息子とも共演を果たし、その「死」には悲しみこそあれ、後悔はなかったと思う。

 僕もここからの8年間、村田和人さんのように生きたいと記して、年末を締めくくろう。(管理人)

 追記 
 アンジェイ・ワイダさん、りりィさん、黒沢健一(L⇔R)さん、フィデル・カストロさん、ジョージ・マイケルさん、キャリー・フィッシャーさん、デビー・レイノルズさん、おでんの悦ちゃんに合掌。

 ボブ・ディランさんの精神的死にも合掌(笑)。
スポンサーサイト
[ 2016/12/31 09:56 ] 日記 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

倉田和人

  • Author:倉田和人
  • FC2ブログへようこそ!
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索