絵日記 日日平安 2016年03月
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人事の季節 -ゲンゴロウの銀塩日記 vol.251-

 会社が腐ってくると、何某かのリフレッシュ策が必要で、これが会社の権威意地に役立つと来たら、そう人事異動である。もっとも、これはかなり安上がりながら効果的で、出る者も残る者も緊張感は高まるし、全面否定はできないシステムである。問題があるとすれば、それが公正かどうかであるが、世の中に公正があると表面的に論じていたのはかつての朝日新聞と共産党、商売的に利用しょうとするマスコミだけで、「不条理だー」と叫んでいてもやっぱり世の中は変わらない。だから人間は諦めてゆく。これを世間では大人になった、と評するのだ。
 とにかく、会社の人事異動で、同じ時期にこの会社にやってきた「全力少年」が大阪営業所に行くことになった。何事にも全力で取り組むから「全力少年」と呼んでいたが、当然ただのスピッツ好きの中年で、僕らの地域のマラソン10kmなら新聞に名前が載るくらいのランナーでもある。同郷ということもあったが、前の赴任地の心の闇から抜け出てこなかった時だったから、すごく癒された。というか「ここまで素直だと詐欺にあうよ」くらい人が良かったから、過去のその人たちの路線とは真逆だったからこそ惹かれたのだろう。大変世話になった。礼を言いたいくらいである。
 常々、冗談めかして「少年の送別会にはギターを弾いて、ロビンソンを歌うよ」といっていたが、それは果たせなかった。ただ1月のお得意様との新年会で、僕が「アンパンマン」と「サザエさん」、少年が「ロビンソン」を弾いたから、半分約束は果たしただろう。
少年はストラップがついていないから、声が出ない、カポがない、といっていたが、おそらくギターは僕の方がうまい。僕はなんといってもマイギターを買って30年である。20年くらいは弾いてないが。
 餞別でカメラのレンズも考えたが、返しが来ると面倒なので、手製のお絵かき鉢をつくり、多肉植物の「玉扇」を植えた。頭だけ出して、ナミブ砂漠の過酷な環境を忍ぶ植物だ。色んなことがあるだろうが、きっとこれからもいいことしかないさ。
 長いこと貸しておいた本も帰ってきた。ブライアン・L・ワイスの「魂の伴侶」、池川明の「子どもは親を選んで生まれてくる」。あることへの解決に渡したのだが、その悩みは消えたし、輪廻は彼自身も信じていないだろう。でも時が来れば、縁があればそれもそういうものだ、と思える日が来るさ。
 気分的には悲しい色やね、という感じで。(ゲンゴロウ)
 

河はいくつも この街流れ
恋や夢のかけら
みんな海に流してく


marathon

何年か前のマラソン:このときは自分が走るなんて思いもしなかったな。少年のおかげで今は普通に走るもんな。走り始めて2年くらいかな。結構走ってる自分が好きだ。
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[ 2016/03/28 19:25 ] 銀塩日記 | TB(0) | CM(0)
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