絵日記 日日平安 2014年01月
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『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』夏井 睦

 ずいぶん前から「炭水化物論争」が巻き起こっているが、この本は決定版かもしれない。

 というのは、「炭水化物は人間に必要がない」ことが、生物学的、歴史的、人類史的に仮説、検証されているからだ。まあ、あくまで仮説は仮説という意見もあるだろうが……。

 この本の前半のスジ3つで、

・「炭水化物=糖分」。普通の食事は毎食角砂糖を28~38個食べているのと同じ。
・人間に必要な糖分は、炭水化物以外(タンパク質、アミノ酸等)から作り出すことが可能。
・炭水化物はコーヒーと同じ「嗜好品」。習慣性があり、食べるほどまた食べたくなる。


 これらのことを後半、仮説、検証する。だから後半は難しくて読みにくくなる。

 最終的に、「狩猟民族」が定住するために穀物を育てるようになって「農耕民族」になり、一大炭水化物文化、さらにそれを守る体制や政治が生まれた。著者自身もそのことは人類の進化のひとつとして否定はしないが、「炭水化物の害」が明らかになったいま、世界は別次元に行くべきではないか。そういう壮大な話になって終わる。

 いろいろ首肯することもあるが、一番感じ入ったのは「炭水化物は習慣性がある嗜好品」ということ。「ご飯を食べないと落ち着かない」「最後にご飯を食べなさい」と幼いころから言われていて、どうしても納得がいかず(自分はおかずだけで完結している)両親に叱られたものだが(笑)、お酒を飲んだあとどうしてもラーメンが食べたくなったり、日本酒のあと蕎麦で締めるというのは「素敵な文化」だと思う。だがそれが「麻薬」と変わらないものであることは、ある程度の年齢を超えた人たちの体型が示している。それが正解なのかもしれない。(管理人)
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[ 2014/01/30 21:22 ] | TB(0) | CM(2)
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