絵日記 日日平安 2013年10月19日
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横浜DeNAベイスターズの4601敗と埼玉西武ライオンズ -好日読書 vol131-

 2013年のプロ野球もペナント全日程を終了しました。

 私の応援する埼玉西武ライオンズは2位。CSファーストステージで惜しくも敗退しました。
 9月半ばで5ゲーム差の4位だったのが、最後に8連勝して2位に。よくここまできたと思います。でもCSは残念でした・・

 思えば、当ブログで「ファンになった」と書いたのが2009年。
  http://ci5.blog20.fc2.com/blog-entry-430.html
  http://ci5.blog20.fc2.com/blog-entry-431.html
(この文章に「なろうと思えばソフトバンクファンになれる」とありますが、今ではソフトファンなど120%考えられません。なんでこんなこと書いてるのか・・)

 あれから5シーズン。今年もほぼ毎試合観戦、球場に足を運ぶこと15回。「趣味のはずの野球観戦が、西武が勝てないと逆にストレスを生む」みたいな感じになってきています。

 たまには一喜一憂せず、気楽に野球を楽しみたい。9月の連休に横浜スタジアムに行き「DeNA-中日」戦を見てきました。初観戦です。ホームのDeNA側の席を取りました。

 最初に驚いたのが、意外にチケットが高い。西武ドームで2200円の内野指定が4000円くらいします。(席種がかなり細かくわかれていて一概には言えないのですが)

 野球は、コンサートや芝居と違って「投資額に見合った満足を得られるとは限らない」娯楽で、どんなにいい席(=値段の高い席)で見ても、応援しているチームが負けちゃうとまったく満足できないわけです。そんな中、あの成績で(失礼)4000円。ベイファンは偉いです。

 横浜スタジアムはいい球場でした。関内駅からすぐという好立地。中もすごくきれい(親会社がDeNAになって改修したようですね)。グラウンドが近い。試合前の練習ではブランコの大きな背中がすぐそばに見えました。

 試合は荒波のホームランが出たりして8対1の快勝。まわりのお客さんもすごく盛り上がっていました。(ベイファンは「勝ちゲームはとことんしゃぶりつくす」というか、楽しめるポイントがあれば徹底的に楽しもうとする感じで、そこもすばらしいと思います)
 私も「DeNA強いじゃん」と思ってしまったので、来年、セ・リーグはDeNAを応援するかもしれません。

4601


 ということで、村瀬秀信『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』(双葉社)を買ってきました。

 これがものすごい名著。タイトル通り、涙なくしては読めない本です。

 著者の村瀬さんは、雑誌「散歩の達人」で「絶頂チェーン店」というコラムを連載されていて、かねがね愛読させてもらっているのですが、本書によると8歳からの大洋/横浜ファンだそうです。

 1998年、38年ぶりの優勝シーンから始まります。歓喜にわくナインとファン、関係者。
「これからはベイスターズの時代が来るかな」と「黄金時代」の到来を予想されていながら、いつしか年間94敗、95敗を喫するようなチームになってしまう・・

 何があったのか。膨大なインタビュー(佐々木主浩、石井琢朗、三浦大輔、内川聖一、平松政次、高木豊、遠藤一彦、田代富雄、大堀元社長、池田現社長、中畑監督・・まだまだ登場)から明らかになるのが、創設以来の「戦略なき球団経営」です。

 「クジラと監督は外から連れてくる」伝統(古葉監督、森監督・・長嶋さんにもラブコール送ってましたね)、功労者への心なき処遇(高木豊、屋敷たちの大量解雇事件はよく覚えています。98年優勝メンバーも数年で散り散りに)・・「この球団に残りたいと思っている選手は誰もいないんじゃないですか」という選手の声も紹介されます。

 創設以来の4522敗は12球団最多。これは2012年までの数字で、今年79敗(64勝)しているので現在4601敗ということになります。

 そんな中、40歳のエース・三浦大輔は「横浜に残ってよかったです」「横浜だからここまでやれた」と語ります。
 元球団社長・加地隆雄は、心肺停止状態にまでなりながら「いやー、死ねないよ。ベイスターズの優勝をもう一度この目で見るまでは、絶対に死ねない!」と一命を取りとめる。
 インタビューされた選手たち、関係者たちも異口同音に「やっぱり愛情があるんですよ」と言うのです。

 そして村瀬さん。本書の最後から引用します。

 今年の6月に、はじめての子供が生まれる。
 彼が野球のわかる年になったら、一緒に連れて行きたい場所がある。
 関内駅の南口を降りて右手を見れば、Yの字を模した巨大なスタジアムの姿。胸の鼓動が高まる。あの先には、その時、一体何があるのだろうか。


 つくづく思うのは「プロ野球のチームを応援するのは、そのチームを己の人生の一部とすることだ」ということですね。

 親会社がDeNAにかわり、フロントも刷新。今年はついに最下位を脱出し、CS出場を最後まで争いました。来年こそはいけるかもしれません。

 西武ライオンズも渡辺監督が退任されました。来年はコーチングスタッフがガラッとかわりそうです。ちょっと(かなり)心配ですが、ぜひぜひがんばってほしいです。(読書一郎)
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[ 2013/10/19 16:39 ] 好日読書 | TB(0) | CM(0)
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