絵日記 日日平安 2013年10月12日
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言葉と心

 内田樹『僕の住まい論』を読んだ。
 
 借り家、借り暮らしの人生なのだが、やはり「家」は持ちたいと思う。前回書いた通りほとんど物欲がないのだが、「思想」や「生き方」を実現するという目的のための家ならちょっと持ってみたい。

 で、この本。内田樹氏が、「自らの道場を持つため」家をつくる。

 氏の家は、「ファミリー閉鎖型」の、たとえば海岸でテントを張って「自分の小さな家族だけ」気持ちよくなったら周りはゴミだらけでもいいとかそういう家ではない。いつも誰かが訪れ、いつも誰かが勝手に遊んでいる。それは「=道場」の発想でもあり、わかりやすくいえばコミュニティになる。でも僕はコミュニティという言葉が好きではないので「道場」でいいのではないかと思う。

 そういえば昔の自分の部屋もそういうところがあった。誰かが風呂を借りに来たり、勝手にビデオをみてたり、ギター弾いてたり、鍋やったり、僕が不在中に誰かとイヤらしいことをしてたり……(笑)。いつからかよくわからないが、人が自分の部屋を訪れなくなって久しい。いまさら内田氏のような家をつくってもそんな環境には戻らないだろうが、やっぱりそういう家がほしい。

 この本では、そんな発想から設計者探し、木材探し、工務店探し、そして合気道の道場兼能舞台づくり、書斎に遊び場づくり……ととことんある種の「夢」を追及する。それはまた日本の産業(林業とか建築業とか)の縮図にもなっていて、そういう意味では素晴らしいルポルタージュである。

 渡辺篤史がやってこなくても、家を建てたい。(管理人)

BGM:人から借りたHod O'Brien Trio “Fanfare”だったが、タイトルは小田和正の歌から。渡辺篤史の番組のテーマ曲。
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[ 2013/10/12 00:28 ] | TB(0) | CM(0)
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