絵日記 日日平安 2012年07月
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『アフガニスタンの診療所から』中村哲

 アフガニスタンで医療活動を続ける中村哲医師は20年以上にわたる現地での活動を通してこういっている(以下、引用でなく概要)。

私たちにとっての「国際協力」とは、決して一方的に何かをしてあげることではない。人のために何かをしてやる(援助する)のは偽りであり、本当に大事なのは「ともに生きること」、それによって我々も支えられるのである。


 さまざまなボランティアやNPO活動に感じる違和感はすべてこの言葉に集約されている。外部から「何かをしてやる」感覚はすでに現地、現場の人々の目線からは程遠く、それはまた、西洋の環境活動家などにも通じる感覚だ。

 我々の普段の生活にも同じことがいえる。たとえば不祥事を起こした学校や会社の指導者がよく「そんなことが起こっているとは知らなかった」というが、それは「ともに生きる」ことをせず、常に「何かをしてやる」感覚でいるからであろう。イジメが発覚せずに大事件になるのは常に教師のそんな感覚のせいだ。

 ここで思い出すのは、元中日の落合監督が、審判の体調不良に気づいて交代させた「事件」である。落合監督は、自チームも敵チームも、審判も含めて「ともに生きる」感覚で球場全体を見渡していたのだと思う。落合監督のこの「感覚」こそが、指導者たちがいま身につけなければならないものではないだろうか。
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[ 2012/07/31 12:17 ] | TB(0) | CM(0)
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