絵日記 日日平安 2011年03月14日
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「ONCE ダブリンの街角で」(映画)

 財津和夫に「ストーヴ」という歌があり、途中、

 あの時に君とギターで つくった愛のうた
 もう二度と戻れない日々 風と唄うだけ


 なんてフレーズがあり、この歌の終わりでは、

 ラジオから きこえるよ
 君とつくった愛のうた
 掌の中 覚えているよ
 ぬくもりをくれたストーヴ


 となる。アマチュア時代に(「君」と一緒に過ごしたときに)つくったうたがいまは街を流れている、そういう「プロ」の「記憶」のうたである。

 財津和夫といえば、博多のライブハウス・照和でバンドメンバーと録ったデモテープ一本だけを抱えてまさに体ひとつで上京した。そこで飛び込んだのがシンコーミュージックで、一聴したプロデューサー新田和長氏が気に入ってTULIPのデビューにつながったというのは有名な話である。

 さて、ららみーさんにもらったDVDがこれ「ONCE ダブリンの街角で」なのだが、映画をみて、「あっ、これは何かのラジオで財津和夫が勧めていたんだ!」ということにようやく思い当たった。ダブリンからロンドンへ出るのにデモテープをつくる主人公がまさに財津和夫とかぶり、また、彼女と「一緒につくったうた」の部分が「ストーヴ」にかぶる。街角で知らない人間に声をかけてバンドを集めるシーンや、最初はバカにしていたレコーディングスタジオのスタッフが演奏を聴いて一瞬で「惚れてしまう」シーンが、そういう70年代的な、まさにそのころの博多のエネルギー、アマチュアが目いっぱい頑張ってプロを目指す凄みみたいなものを思い出させてくれるのだと思う。

 たしかにららみーさんのいうとおり「映画としてはなんだかなぁ……」なんて思ってしまうのだが、いつかは「そのころの博多」の物語を書きたいと思っている僕には非常に有意義で刺激的な映画だった。(管理人)
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[ 2011/03/14 19:45 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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