絵日記 日日平安 2010年08月
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箱本を読む vol.5

 今日、急行から各停乗り換え駅で若いオンナが携帯で、「それじゃ男は萎えちゃうじゃん。人の見ながらできないよ」と、僕が聞こえているのもわかっているかどうか。「人の見ながら」ってなんだろう(笑)。それに、「萎える」って言葉を普通に使うってだけで、ほんと、参りました!
 っていうか、乗り換えの10分に「乗り換え時間があるから」と暇つぶしに人に電話をかける感覚も、もはや信じられない。

 また先日、乗り換え駅で美しいオンナが立ったまま○吐して、終電も来たので乗ってきた。あまりにフラフラしていたので席に座らせたが、その後降りる駅を聞いてもまったく不明。すごく可哀相だったが、「自分の駅でちゃんと降りなよ」と告げて僕は降りた。彼女はあのまま、どうなっただろうか。

 というわけで、読んだ箱本。前説とは無関係。

『日本歴史の中の被差別民』(財)奈良人権・部落解放研究所
 僕が関わった某出版社でいちばん素晴らしい本を再読。その出版社に関わって最初にこの本が出て、「こりゃすごいなあ!」と驚いた覚えがある。

 テーマは「部落差別発生のメカニズムを解明する」とオビにもあるが、実際は「日本の構造」「歴史」を解明する手始めの本である。第一章の網野善彦氏のことば。

 歴史学が全体として転換期にありつつあることは明らかだと思いますが、これはただ学問内部だけの問題ではなく、人間社会全体の大きな転換期にともなう新しい動きであることはまちがいない(後略)

(以下、文意をまとめて)これまでの歴史学は人類の進歩と発展の歴史を明らかにすることを至上の目的にしてきたが、これらでは現代の課題に応えることができないことが明らかになってきた。



 これが2001年(出版時)の最先端の歴史観であり、現在(いま)の時代は、完全に「現代の課題に応えることができない」時代になりつつある。これに応えるのは、やはり新しい「歴史学」だと思う。

 そのためにいろいろと乱読しているのだが、それはまた別の回に。(管理人)
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[ 2010/08/31 22:44 ] | TB(0) | CM(0)
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