絵日記 日日平安 2008年12月08日
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蔵出し本、ふたたび vol.4

 先週は某○○大賞の授賞式が終わり、野球部の納会も終わり、いつのまにか今年も終わりとなった。
 今年は「ひどい年」であるとともに「再生」にはたぶん必要な年だったのだと後で振り返れればいいが……。まあ、どうだろう。

『すきやばし次郎 旬を握る』里見真三
 あまりに有名な鮨屋のオヤジの職人技を5年がかりで追いかけた本。文庫でも出ているが、寿司の写真が原寸大のものが多いのでハードカバーで買うべき。たぶん買ったのは5年以上前。
 こういう本を蔵(段ボール)から見つけて一気読みするのは「蔵出し」の醍醐味。魚の旬、揚がる場所を詳細におさえてもっとも良い素材を見つけるところが重要で、このような「暗黙知」を追求することが本当に自然や環境を考えることではないだろうか。

『身体から革命を起こす』甲野善紀
 身体をきちんと考えようとしていたことろに出てきた蔵出し本。ついでに他に2、3冊とDVDも購入した。
 一つ一つがじつに興味深くおもしろいが、読めば読むほど、たぶんその深いところはよくわかっていないと実感。ただ、ほんのちょっとした感覚の部分がわかるような気がした。道は深く険しい、かも。

『九州少年』甲斐よしひろ
 これは新刊。甲斐よしひろ自身の幼い頃からデビューくらいまでを描く。新聞連載のエッセイだが、ドキュメント小説としても読める。このころの博多に非常に興味があるのでおもしろかったのだが、驚いたのはこの人の「人間力」。というか、表現者にならざるを得ないだろう生い立ちである。おススメ。

『書きあぐねている人のための小説入門』保坂和志
 このたぐいの本はまったく読まないが、まさに小説を「書きあぐねている」ので手に取った。
 これがなかなか刺激的で、「普通の」「エンタメ」小説を書くにはたぶんまったく必要ないが、まさに人生として書かざるを得ない、表現せざるを得ない「小説」を書くには重要な指針となる、と思う。
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[ 2008/12/08 15:01 ] | TB(0) | CM(0)
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