絵日記 日日平安 2008年08月
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『人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。』岡本太郎

 僕の座右の書は岡本太郎の『自分の中に毒を持て』で、高校(大学?)時代に読んで大きな衝撃を受けた。

 その後、大学の図書館書庫を漁って絶版になっていた講談社の「岡本太郎著作集」を読み(そのころ、つまり忌むべき80年代、岡本太郎は世の中から完全に無視されていた。これはクィーンも同じで、90年代以降にいきなり脚光を浴びてしまった点で僕の中では岡本太郎とフレディ・マーキュリーは一致する。というか、不遇の80年代に密かに愛読、愛聴していたマイナーさが懐かしい)、亡くなってから続々復刊された名著『今日の芸術』『日本再発見』『沖縄文化論』『美の呪力』『日本の伝統』などを改めて買い読み漁り、もう未読の著作も尽きただろう、あとは再編集版だけだろうといった状況で出版されたのがこの本である。

 この出版社の出しているいろんな著作の再編集版『強く生きる言葉』『壁を破る言葉』は非常に安直な企画ながら、鈴木成一デザインの装丁でジャケ買いを呼んだのか、まあ売れている。安直だけにちょっと悔しいが、この本はそうでなく、『にらめっこ』という著作を改題したもので、初めて読むものが多かった。中でもパリ時代の女性の話がいろいろあっておもしろい。

 もちろん、鈴木成一の装丁、オビの岡本太郎の写真もいい。実は僕もジャケ買いであった。

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[ 2008/08/29 12:07 ] | TB(0) | CM(0)
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