日日平安
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休日
 仕事が一段落ついたので、不在者投票を兼ねてひさびさ近隣の街へ。
 で、駅ビルの書店で本を大量に購入。仕事に関係のない本を選ぶのは楽しいものだ。もっとほしかったが、どんどん高くなってしまうので途中であきらめる。しかし、東京近郊の街とはいえ、平日の昼間なのに人でいっぱい。どうしてだろう?
 で、スタバで読書をしてバイクで帰ろうとすると、いきなり仰々しい警備が……。走行を止められたので、「なんだよ、おい」と憤慨していたら、目の前に一国の総理大臣が。……市民たちと握手の最中だった。
 こういうので投票とかしちまうんだろうな……。としらけた気分で帰宅。

 というわけで、今日のニュースに不審なVRXが映っていたら僕なのでみておいてください(?)。
『特別模範男』藤田伸二
 昨日に続き、競馬関連の本。後輩に勧められて読んだが、これがまた痛快!
 こういう本が一般書の棚に並ばないのは出版業界にとってはちょっと損失だと思う。
 ふと思ったのだが、昔は競馬が虚業(といっては失礼か)だったのかもしれないが、いまの社会にはあまりにニセモノが多すぎるので、競馬のほうがきちんと見えてくる。もっと競馬社会に学びなさいってとこだ。まあ、問題が多い社会でもあるのだろうが。
 ともかく、競馬は人間の下らない人智を超えて動いているところが魅力だ。そしてそこで小さな努力を重ねている騎手はもっと魅力的なのである。
『調教師伊藤雄二』
 不定期に読んでいる「競馬最強の法則」で唯一(?)読みごたえがある連載の単行本化。最近読んだものでは、今年の桜花賞でのアンカツの絶妙な(あざとい?)直線での騎乗についての記事が非常におもしろかった(が、たぶん単行本にはまだ未収録のはず)。

 4月発売の単行本で4冊目らしいが、最近手に入れたのは3冊目。これがまたおもしろすぎ。ファインモーションやタップダンスシチー、コスモバルクあたりの時代だが、老練の調教師のスルドすぎる視線や、独自の競走馬&騎手観がすばらしく、むさぼるように読んだ。

 しかし、こういうインタビューが、ホントしてみたいものである。
『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)を読む -好日読書 vol.15-
 宮崎哲弥さんをして「科学者としても、書き手としても、底知れぬ力量を感じさせる」と言わしめした福岡伸一先生の新作。やはり圧倒的におもしろいです。
 テーマはズバリ「生命とは何か」。著者の専攻である分子生物学の学説史をたどりながら「生命とは流れそのものである」という結論にたどりつきます。
 私たちがタンバク質を食べると、消化され分解され、自分の細胞(を構成する分子)と一部入れ替わる。1か月もたつと、もともとの細胞はまったく残っておらず、すべてが新しい分子に入れ替わっている。私たちの身体は、たえまなく新しい分子に入れ替わる「流れ」そのものなのだ・・
 宮崎さんが絶賛した前著『もう牛を食べても安心か』と重複する部分も多いのですが、こちらはタイトルがタイトルだけに狂牛病に関心のある人しか手に取らなかった。今回はタイトルからして直球勝負、はば広い読者が期待できそうです。アマゾンでも快調に売れており、評判もきわめてよく、科学読み物の新しい古典になるのではないでしょうか。(読書一郎)
『生きかた上手』日野原重明
 仕事関係で読んだ本。
 誠に素晴らしい。でも、いまアマゾンで見てみたら、かなり評価が低い。というか、みんなよくわかっていないのだろう。この人の本当の「凄み」を。

 齢90歳を超えて、何を考えるべきか。
 最近、またこれからの人生をいろいろ考えてしまう日常に響いた一冊。
 誰もが思うだろうが、70歳を超えた両親に読ませたい。90歳の「凄み」を。
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