日日平安
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バルサミコな日々
 世間では不景気で「ウチ飲み」が増えたというが、個人的には「飲む相手がいなくなった」「飲む店も少なくなった」「そもそも仕事終わりが早すぎて誰とも時間が合わない」等の理由で数年前から平日ウチ飲み流行りである。

 毎日飲むお酒というのはバカにならないもので、最もコストパフォーマンスの悪いのがワイン。1食1本くらい消費するから1000円以下でも食材より高い。そんな話をバーでしていたら通販お取り寄せでいい店があるというので、ざっくり1ダースを購入。これが美味しく、またおもしろい。

conosur
カルメネール、カベルネ、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン……と、同メーカーでブドウ違いがこう並ぶと愉しい。ブドウによる個性がこうするとよく比べて味わえる。1本700円。

balsa
調子に乗ってバルサミコソースを作ってイタリアン。非常に美味だったりする。

 こうなるとお取り寄せは止まらない。定番のウコンに続き、夏は必ず毎朝飲んでいる伊藤園の「りんご酢」。48本。

apple

 あと、お取り寄せではないが、川越へ行くと必ず買う日本酒「鏡山」や同じ場所で作っている醤油とか。

kyozan

 房総へ行くと必ず買う醤油と味噌、というのもあった。↓

http://ci5.blog20.fc2.com/blog-entry-813.html

 というわけで、毎晩あっというまに眠りについてしまい、夜中に目が覚める日々というわけなのであった。(管理人)
風と君を待つだけ -ゲンゴロウの銀塩日記 vol.91-
 花を飾る人間の不思議、単なる訪花昆虫のマーカーで、生殖器でしかない花を美しい、と思う「人間」は、生物の正常進化(というか、信じられている概念に基づいた仮説)から大きく外れている、と前回に書いた。適者生存、弱肉強食といった迷信からすると、およそ「花を愛でる」という感情は進化しようがない概念であることは少し考えればわかる。洞窟に壁画を残す、死者を埋葬する、こういう人間特有の、生産、生存に結びつかないエネルギー浪費の行動は、どう理由をつけても肉体的、形質的進化につながらない。これらの一連の生活様式の変化ともとれる現象の発生は、あるとき一斉に人類に起こった、革命としか説明がつかないからだ。最近の人類と類人猿をわける基準は知らないが、「道具を作るための道具を作る」のが基準だったときがある。だが、これらの基準は人間の文化の発達とはおよそ関係ない。死者に花を手向ける、などは人類発生時点ではみられないことであり、自然発生的に生じる可能性は低い。そのうえ、これらは世界中のある年代の遺跡から急にみられた不可思議で奇妙な偶然である。これは当時の人類すべての身体の中の魂が入れ替わらないと無理だろう。現代の科学では精神は遺伝しないし、世界同時に発展する共時性の説明がつかないからだ。精神の入れ物としての肉体の進化、もしくは改造が完了した時点で、魂が降りてきたのか。あるいは知恵の実を食べたのか。
 もちろん、個別の観察事例として、カバが肉食獣に襲われたインパラを介抱した、アフリカゾウが妹ゾウの骨を花で触っていた、ニホンザルが死体となったわが子のミイラを抱いていた、ということはある。ただし、これらの事例はコロニー内の文化伝播としては存在しない。あくまで個性もしくは偶然、子育ての下手な個体の特異な観察事例として処理することも可能であるからだ。誤解の無いようにいうと(いつかかくことがあるかもしれないけれど)動物にも意識があり、極めてやさしさと善意に満ちた存在があることはわかる。
 時に、人間よりはるかに高次な意識を示すときもあるだろう。それでも、種として花を「美」「やさしさ」として捉える哺乳類は、人間のみといっていいだろう(この地球の一般的な世界のみに限定した場合)。その中でも日本人は言語脳からして、自然の捉え方が他民族と違うし、今年のような異常とも思える寒い年、「今年は涼しくてようございました」と侍従が述べたら、「何をいうか、お百姓さんの苦労がわからんのか」としかりつける象徴を持った、誇るべき国である。まあ異論はあるだろうが。
 皆さんはこれについて、どう考えますか。肉体的機能の進化と別に、ここまで他者を思いやる心を、文化という形で、生存上全く不利としか思えない形質を種として保持してきた動物が、進化というバクチと偶然で自然発生するでしょうか。動物園のサル山のサル、チンパンジーが花を愛でるようになり、絵をかくときが数百年後に見ることができるでしょうか。そこらじゅうで農作物や花を荒らしているシカが、花は食べなくなるのかな。
 だから進化論はおぼえなくていい、と中間テスト前の子供に言ったら、「先生がいうんだから、しょうがないでしょ」といわれた。いつか、風と君がわかる日まで。
 
suzuran
スズラン:昨日は珍しく気のあった人と飲み会。その店で活けてあったスズラン。これがあるから、店が繁盛するということはないが、通るときに和む客がいる、このために活ける。結果的に自己利潤につながるかもしれないが、そう思う人にこういう活け方は難しい。そういう人が活けると華美で下品になるだろう。これが非常に進化の矛盾をあらわしている、と僕は思う。
パッケージでない生き方
 群馬でピアノの調律師をやっている大学の後輩Wと一杯。2月に14年ぶりに会って以来だが頻繁に東京に来るという。

 Wが非常に変わった輩で、何が変わっているかというとこのホームページやブログをみれば(http://www.saikido.net/  http://blog.livedoor.jp/kikoyouttekaketayo/)わかるのだが、まず住んでいる家がすごい。オーダーメイドの円形のドームハウスにピアノが2台、中古オルガンが十数台(適当だが)、手作りというかアナログというか、そういう世界を地で生きている感じがなんとも(そういえばHP版「日日平安」で彼のページにリンクしていたので知っている人もいるかも)。

 先日も加山雄三の趣味番組で、鉄道模型のジオラマに18億円(! そのために家を建てたらしい)かけている人が紹介されていたが、Wもじつはそれに近いものがある。金額の多寡はともかく。

 そういう「価値観」を実行したくとも、ユニットというかシステムというかパッケージというか、まあそういう「標準的」生き方にどっぷり浸かりきっている自分が、ホント、なんとももどかしいという感じがする。Wがつくった自家製のステレオをみて(写真)、それを実感した。(管理人)

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Wが持ち歩いている自家製ステレオ。左右のトビラを斜めに開いて、埋め込まれたスピーカーの音を反射させて聴く。この音がまたすごく良い。

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「ネコ」型のトビラ

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i-podをアンプにつなぐ。

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これが「アンプ」です。
浅草競馬流浪記 NHKマイルC 2012
 秋山騎手のG1初制覇でひとり盛り上がったせいか、今回の浅草競馬について書いてなかった。後で気づいたのだが、その裏ではドラマティックな馬券「ゲット」と馬券「逃し」が行われていた。

 その前にまず浅草公園通りの店なのだが、WINS近くの角にある一番清潔そうな店、あれは良くない! 店名は書かないが店員のババァが最悪。昔行ったときはなかなか盛り上がって良さげな店だっただけに残念。

 そういえば前日の「AVANTI」(ラジオ・TOKYO FM)で、「浅草がいま知らないあいだにメチャクチャ盛り上がっている」といった話題で持ちきり。スカイツリー効果か、たしかに先月行った神谷バーなんか普通の土曜の昼間なのに1時間待ち、みたいな「あの閑散とした浅草はどこに?」と思うくらいの混み具合だったが、そういう「混雑」にアグラをかく店はやっぱり良くない。
 そういう激怒のまますぐさま前にある店に移動すると、これがなかなか。同じ公園通りでもさまざまである。

 というわけで、馬券「ゲット」の話はベイブY。マイルC前の東京10レース、馬連13230円の馬券をゲット! しかも一点1000円で13万円!
 ベイブYのミラクルもなかなか見なかったのだが、これには恐れ入った。素晴らしすぎる馬券。

babebaken

 そして馬券「逃し」のほうは、帰宅してから録画でみた新潟12R。「荒れる直線競馬」ということで前日に絶大なる自信を持ってグリグリ◎にしていた中舘騎手の4番人気単勝1290円の馬が圧勝! なのにその競馬新聞を持ってくるのを忘れて、秋山騎手のG1制覇に夢中になっているあいだに馬券を買うのも忘れていた……。しかも2着に14番人気が入り馬連35000円、三連単77万円。

 でっかい宝物を逃してしまったのであるが、まあ、競馬も人生も酔狂、すしざんまいで寿司三昧にて愉しくお開きになったということで良しとするしかない。でも……残念だなぁ。(管理人)

blackbros
奇遇にも「ブラック」ヒルブラザース。二人で合わせて28万円ゲット!

zanmai
どこへ行ってもすしざんまい。浅草寿司屋通りは遠い。
サボテンの花 -ゲンゴロウの銀塩日記 vol.90-
 GW後半、管理人さんと別れて、ホームセンターに野菜の苗を買いに行った。おいしいトマトでも、と思っていたが、そろそろ苗としての賞味期限切れになるイチゴが98円均一で売っていたので5種類買ってきた。どれもすごく美味そうな名前である。「あまごこち」、「レッドパール」、「アイベリー」、「まんぷく2号」。。。。とりあえず、植えてみたら思いのほか楽しい。結局、トマトは自分で種をまいた「レッドオーレ」を植えたが、もう2、3本欲しくなった。どこの店に行っても、みな苗を買いに来ている。なぜ人間はこんなに自分で作ることにこだわるのか、実は少し不思議だ。
 本音を言えば、今年の豪雪のとき、買い物にいけなかったときにふと思った。「僕らは幸せだ、この雪の中、シジミをとりにいかなくてもいいし、狩りもしなくていい。」、トマトやイチゴにしても、植えてすぐ食べれるものではない。スーパーに生えているわけでも、農家の庭先から買ってくるわけでもない。食糧自給率はいつもいわれるけれど、トラクターも油も無い状態で、肥料なしの状態で、本当にみんなの手元に野菜が届くのか。糖尿病でないけれど、人間の身体はいまだに飢えに備えている。
 次の日、関西圏のサボテン屋へ行ってきた。小学生以来の友人も一緒だったが、昼時についたので、サボテン屋さんと昼食。その中で原発の話になったが、僕は一言も語らない。僕以外の人の見解はこのようなものだ。「暑いのにエアコンを我慢して生きていけない。二酸化炭素の問題もあるので、今のまま発電してくれればいい。将来は代替ができるだろうから、そのときやめればいい」、これはおそらく過半数の日本人の思いというか、思い込みだろう。
 僕は戻って温室の中でサボテンの花を、デジカメにおさめた。好みはあるだろうが、きれいだと思う。でもなぜ人間は花を見てきれいと思えるのか。地球上、哺乳類ではおそらく人間だけだとすると、何が違うのか。この違いは○○○○があるかないかであるが、と信じているが、とりあえず、今日は春らしく、そして心おだやかであるよう、サボテンの花を皆さんと楽しみたい。1枚目は普通に花屋さんに売っている、マミラリヤ属、もう1枚はロビビアの花の群楽である。(ゲンゴロウ)

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